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はじめて買った機械式時計

今回は時計趣味にハマるきっかけとなった時計の話。

私が腕時計を買ってもらう頃にはクォーツ時計が主流に
なっていて時計は電池で動くものと思ってました。
普段つけることはあまりなかったのですが、当時はまだ
携帯電話はなかった時代だったので電車に乗る時とか
時刻を知る必要があるときにつけていました。
そして携帯電話の普及とともに腕時計は自分の持ち物から消え、
長らく腕時計を意識することはありませんでした。

私は16才頃からオートバイが好きで乗るのはもちろん
整備したり機械をいじるのが趣味でした。長年続けてきたの
ですが、ある事情でオートバイを手放すことになりました。
正直色々と忙しく乗ったりいじったりする時間もなくなって
いたので仕方なかったのですが、喪失感がずっと残ったままでした。

そんなときなんかの雑誌で機械式時計なるものが特集されている
のを見て目が奪われました。正確にはゼンマイで動く時計のことは
知識として知っていたのですが、こんな小さなケースの中に極小の
部品が詰まって動いている感じが機械好きにはたまりませんでした。
機械式時計を買えば満たされるかも・・・

しかし落ち着いて考えてみると、普段つけることのない腕時計
をつけるのだろうか。そう考えると最初から高価なものは買えません。
ネットで長いこと調べていたらセイコーに逆輸入ですが安価な
機械式時計があり、今でも新品で買えることが分かりました。
種類も非常に多く新商品が次々と出てます。
これまた選択にも時間がかかりましたが、結局オーソドックスな
下の写真のモデル(SNK789K1)を買いました。

SEIKO5 SNK789K1


懸念していた毎日つける行為はすぐに慣れました。むしろ忘れたときに
落ち着かないようになりました。裏蓋シースルーなので中の機械を見たり
革ベルト買って交換してみたり、しばらくは気に入って使ってました。
このSEIKO 5は6千円。何十万円もするスイス製の機械式時計と
何が違うのだろう。時刻を表示する機能があることは同じだし
精度も申し分ないし。オートバイは価格差が理解しやすいのですが
腕時計は複雑でなんとなく怪しい感じもします。

国産オートバイは70年代までに多くの名車が生まれ、80~90年初め
にバイクブームと言われる黄金期を迎えます。当時は各社、今では考え
られないほどのラインナップがあり毎年魅力的なモデルが次々と発売
されたのです。
では国産機械式時計の黄金期はいつなんだろうと調べたのが泥沼の
入口でした。なんと国産機械式時計は一度絶滅しているのです。
実用時計技術を極め世界一の精度を誇る時計がつくれるにもかかわらず、
自ら起こしたクォーツの波に国産機械式時計はのまれ消えていったのです。
そんないにしえの技術が詰まったオールド国産機械式時計を手に入れる
のに時間はかかりませんでした。それがロードマーベル36000。
ブログで最初に紹介した時計です。

SEIKO 5は安価で、素晴らしい完成度を誇る時計だと思います。
今でも輸出され愛されている理由も分かります。しかし比べてしまうと
ケースや文字盤・ベルトの出来、中の機械等、かなりコストダウン
された箇所がわかります。
片や古いとは言え当時の初任給の3~4分の1、今の貨幣価値に
換算すると5~6万円位の時計。片や6千円の時計。機械加工技術
が発達してもこの価格差で同じ機能だと、これだけ見た目に
差が生まれるのだと思いました。
オールド国産機械式時計の魅力についてはまた別の機会に書こうと思います。

そんな訳でこのSEIKO 5 は売ってしまいましたが、機械式時計のイロハを
学ぶにはもってこいの時計でした。

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ロードマチック全数字文字盤について

前回予告通りロードマチック全数字文字盤の製造年による
違いについて書いてみます。
少々マニアックで退屈かもしれません。

ロードマチックの全数字文字盤は一見同じに見えますが
製法違いで2種類あります。
数字(インデックス)がプレスの文字盤と植字の文字盤。

下の写真の左がプレス、右が植字です。

ロードマチック文字盤 A1

当然植字文字盤のほうが手間がかかります。
写真で数字のディテール(細部)の違いが分かるでしょうか?

裏面を見ると良くわかります。

ロードマチック文字盤 A2

植字は切出した数字の下面に足(金属ピン)がつけてあります。文字盤には
その足に合わせた位置に穴が開いていてそこに足を刺して固定するのです。
飛び出た足?が干渉しないように丁寧に削ってあります。
プレスは数字の形に凹んでます。表は数字の形で凸になってます。
数字の部分は塗装しなくてなりませんが、植字に比べると大変省力化されてます。
良く見るとプレス文字盤もSEIKOとLMのところは植字なのですが。
固定する技術が改善されてわざわざ足を削らなくてもよいようになってます。

変わる正確な時期はわかりません。もちろんプレス文字盤のほうが新しいです。

左の写真がプレス、右の写真が植字です。

ロードマチック文字盤 A3 ロードマチック文字盤 A4

ロードマチック文字盤 A5 ロードマチック文字盤 A6


拡大すると良く分かるのですが、エッジ(角)の立ち方が全く違います。
植字はおそらく切出した金属を表面処理をして着色しているので塗膜がなく
金属の切出しエッジがそのままです。また側面もキレイに着色されています。
プレスは塗装仕上げなので、どうしても塗膜の厚さだけエッジがだるくなります。
また塗装は上面のみで側面は文字盤ベースの色です。
塗装を剝して観察してないのですが、おそらくプレスだと上面を削り出す等の
もう一手間かけないと切出し文字のようなエッジも立てることもできないの
かもしれません。

この違いを知ってしまうと植字のほうが価値があると思えてきます。
有名どころで例えばロードマーベルの初期はロゴが彫り文字で
その後プリントになるのですが、明らかに売買相場が違い初期のほうが高値で
取引されます。しかしこのロードマチックは文字盤の違いで売買価格はほとんど
変わりません。基本価格が安いですしあまり知られてないからだと思います。
それに植字文字盤は数量的に珍しいわけではなく簡単に見つかります。

ディテール積み重ねで全体の印象が決まりますので、植字のほうがシャープで
クリアなどちらかというとモダンな感じがします。
プレスのほうがのっぺりとしていて塗装のゆらゆらとした艶が
クラシックな感じです。改めて比較してみると、どちらが良いとも言えません。
プレスのこのクラシックな感じも悪くないです。
結局各人の好みという結果になりましたが、工業製品の合理化は必ずあることなので
知ってて損はない話だと思います。

この文字盤の違いはロードマーベル36000全数字も同じです。

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セイコー ロードマチック ノンデイト

ロードマチック A1

夏になると活躍する時計です。
ロードマチックは好きなデザインのものが多くいくつか
持っているのですが、その中でもノンデイトのモデルは
使い勝手が良くて特に気に入ってます。
これと全く同じモデルを予備部品としてもストックする
くらいにお気に入りです。

先日紹介したロードマーベル36000の全数字と非常に良く似た
デザインですが、ケース形状が違うのと文字盤の文字配置
違うので、実物は結構違って見えます。おおざっぱに言うと
ロードマーベル36000のほうが分厚く文字間隔も狭いので、
丸っこくコロンとしています。反対にロードマチックは
平べったくペタンとしています。
手巻き・自動巻と機構も異なりますし、どちらが良いというの
はないのですが、文字盤のデザインはロードマーベル36000の
ほうがバランスが良いと感じます。

ロードマチックに入っているNo.56**の機械は薄く、手巻きの
感触もよくて精度も安定して良いのです。
No.56**の弱点であるカレンダーもないモデルですので安心して
使うことができます。

付け心地も非常に良いです。
時計自体が自動巻と思えないほど薄いこともありますが、
純正ベルトが秀逸です。ペラペラで高級感はありませんが、
軽く分割数も多いので腕にフィットします。他の時計より
腕とベルトの隙間を少なくしても圧迫感がなく時計がくるくる
回ることもなく快適です。革ベルトも似合うのですが
特に夏はこの純正ベルトがおすすめです。
最初からやたらと夏押しなのは、ロードマチックはワンピースケース
のモデルが多くこのノンデイトモデルもワンピースです。
裏蓋がないのでそこからの水分の進入はありません。
またリューズのパッキンもパッキンのみで交換できるタイプなので
汗を遮断する程度の防水が期待できるのです。

ロードマチックもじわじわと相場が上がってますが、玉数
が非常に多いので次々と出品されます。まだ程度の良い個体も
安価で手に入れることができます。

次回は少しマニアックですが、この全数字文字盤の製造年による
違いについて書いてみようと思ってます。

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リコー ダイナミックワイド 25石

ダイナミックワイド A1 ダイナミックワイド A2


最近よく使っているお気に入りの時計。
リコーは資料がほとんどなく、時計店にあったと思われる
カタログ・整備要領書も手にしたことはありません。
オークションもチェックはしていますが出てきません。
トンボ本のタカノ・リコーは未刊のままですし、今のところ
ネットの情報を整理するか実際に時計を手に入れるしかないのです。

ネットに何人かの方々が書かれており勉強させていただいたのですが、
CMW(公認高級時計師)末和海氏が設計され
リコーとしてもかなり力を入れて開発された時計のようです。
ロレックスにかなり影響されたと思われるデザインが多いのですが、
この25石のダイナミックワイドにはスッキリとした上品なデザイン
が多く実用品2個・ドナー1個と3種の文字盤を所有してます。
ロレックス デイデイトと同じ文字盤配置ですが、このモデルは
あまりロレックスっぽくありません。

カレンダーの早送りが日付しかなく、曜日は針送りで変えます。
毎日使うなら問題ないのですが、いくつも時計を順番に使ってると
ノンデイトが最適となり、カレンダー付きだと早送りがないと面倒です。
操作も特殊でリューズ1段引きで時刻合わせ、
2段目を奥まで引くとに日付が1日進むのでよく間違えます。
それでも使ってしまうくらいに気に入っています。

この時計はオークションを見始めた頃に、リコーが時計を製造していた
ことも知らず、見た目のカッコよさだけで落札したものです。
安く手に入れたと喜んでいたのですが、届いた時計のベゼルには大きな傷
があり曜日文字盤の状態も悪くお蔵入りしまいました。
最近良いドナーを手に入れて復活したのですが、セイコーの時計のように
玉数がなくオークションの出品もあまりないので時間がかかりました。
マイナーな時計は安く落札できることが多いのですが、
ダイナミックワイドは欲しい人がいつも数人いて玉数も少ないため
競り合いになることも多いです。

他の文字盤もお気に入りでよく使ってますが、これはまた今度。

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セイコー ロードマーベル36000

ロードマーベル36000 A1


初めて買った中古時計。
(右のバーインデックスの方。左の全数字はだいぶ後に購入)
某オークションで購入したものです。
中古時計のオークションも初めてで判断基準もなく、
失敗しても勉強代だと思いエイヤっと落札しました。
今でも出番の多いお気に入り時計です。

みんな大好きロードマーベル。
もはや諸先輩方が語りつくした感があるので基本情報は端折ります。
正統派セイコースタイルの中でも特にバランスの良い
デザインだと思います。使えば使うほどに分かる良さ。
傍目だとただのオヤジくさい時計だと思いますが・・・
今まで中古時計はいくつも購入・売却を繰り返してきましたが、
この時計は飽きることなく売る気はまったくありません。
むしろ後年のため部品の確保・より良い個体の確保を考えてます。
この時計、玉数はあるのですが最近相場が上がって
特に良い個体はなかなか手が出ません。
中古時計に人気がでて市場が活発化するのは良いのですが、
安く楽しめるのが国産中古時計の良いところだとも思います。

中の機械は賛否両論ありますが私は気に入ってます。
なんといっても国産初の10振動腕時計。
音はせわしないし止まったらなかなか起動しませんが、
精度が高くなめらかな秒針の動きは気持ち良いです。

難点は似合う金属ベルトが今のところ見つからないので
夏は使えないことです。
雰囲気の良いライスブレスを探しているのですが。
夏はロードマチックの出番です。

同じ個体が集まると細かい部品の相違が気になってきます。
ネットでも度々話題になる文字盤の色・仕上げ等。
この話はまた今度。

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はじめました

はじめまして。
少ないおこづかいで時計の収集いじり。
・・・というどこでもありがちなブログになる予定です。
古い国産腕時計が好きで2年前位から少しづつ集めています。
タイトルの泥沼にはまだハマってないと思います。
ブログも初めたばかりで試行錯誤になります。
どうなることやら。
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プロフィール

アカツメ

Author:アカツメ
少ないおこづかいで古い国産時計の収集をしています。時計の紹介・修理・改造・関連話・お得な情報などの記事をボチボチと書いています。

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