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ネットオークションについて(購入編その5) 

2.【出品情報を吟味する】つづき
   
   その他(リューズ・ベルト・風防)はオリジナルにこだわないなら、これまでの
  部品のようにチェックする必要はないと思います。
  整備・修理を完全にお店等にお願いする場合でも、これらの部品は社外品や純正流用
  で対応できます。自分で分解できる場合も、これらの部品はオークションで
  手に入れるのが比較的容易なので問題ありません。逆に言うとこれらの部品は
  変えられている可能性が高いということです。特にベルトは痛みやすく汎用品も
  多いので純正ベルトのほうが少ないです。

   オリジナルにこだわるならリューズがこの中では手に入りにくい部品なので重要視します。
  リューズは消耗品でオールド時計ではすり減ったものも珍しくありません。オークション
  でも単体取引されているのですが、人気モデルのリューズはびっくりする価格になったり
  します。リューズは1個で買うと割高なので、品番がなくても形で見分けがつくようなら
  まとめて買ったほうが安いです。ただしこういう買い方をしだすととりあえず使わない部品
  がどんどん増殖します。リューズのパッキンは交換できるタイプとできないタイプがあります。
  リューズパイプの内側にパッキンが入るタイプは今でもパッキンが新品に交換できます。
  パッキンがリューズ内に内臓され金属のプレートがかしめてある交換できないタイプでも
  上手にプレートを外せばパッキンを交換できないことはないです。いくらパッキンが新品でも
  リューズパイプが錆びていたりすり減っていたら防水性能は下がります。
  オールド時計は防水性にこだわると精神衛生上よくありません。夏場の汗や予期しない水かかり
  に対しての保険程度に考えた方がよいです。基本非防水時計としての扱いをします。

   次にベルトですが純正が革ベルトの場合、稀にデッドストックが出てくることも
  ありますが硬化して実用にはなりません。コレクターズアイテムです。新品で質の良い
  ものがたくさんあるので社外品で問題ないと思います。金属純正ベルトは本体とトータルに
  デザインされていたり、汎用性がある社外ベルトでも当時の流行りもあり、現在売られている
  汎用ベルトや純正流用では似合わないことも多いです。オリジナルにこだわる場合でも
  金属純正ベルトはオークションでも多く出品されているので大概は手に入ります。
  ベルト単体だけを狙うと効率が悪いし出てこないモデルも意外とあるので、
  本体付きの物件やまとめて数本物件も同時に狙います。長さのチェックも忘れないように。
  長さが記載されていなければ写真でコマ数を数えて長さを計算します。コマが数えられる写真が
  なければ質問してみるといいでしょう。レアなベルトなら短くても購入しておきコマをばらして
  複数を一つの長いベルトにすることも考えます。

   風防はガラスかプラスチックかによって対応が変わります。プラスチック風防ならキズやヒビの
  深さにもよりますが再研磨で新品のようになります。そんなに技術も必要なくスリキズ程度
  なら誰でもキレイにできます。ガラス風防は少し厄介で基本的に再研磨できません。
  正確には機材とスキルとノウハウが必要となります。オークションに多く単体出品されて
  いるので通常は新品を購入交換します。これもモデルによっては価格高騰し、特に今では
  生産されてないカットガラスは高値で取引されてます。
  プラスチック、ガラスとも純正品と社外品の差はあまり感じることはないのですが、ロゴマークが
  なかったりサイクロップレンズの位置がずれていたり、面取りの形が違ってたりすることはあります。
  もちろん純正にこだわると入手難易度は高くなります。

   出品情報を吟味するのは難しいことのように見えますが、繰り返し情報を吟味していると
  だんだんと早くなり、箸にも棒にもかからない物件は瞬時に判断できるようになります。
  抽出されたいくつかの気になる物件のみ時間をかけて吟味します。
  私は好きな時計を見るのが楽しくてついダラダラと長時間巡回してしまうので、時間
  をきめて無駄なものは見ないようにしています。


 今日はここまで。
 極意の続き 3.【ウォッチリストに登録する】 です。

ネットオークションについて(購入編その6)

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ネットオークションについて(購入編その4)

2.【出品情報を吟味する】つづき
   
   文字盤もその時計の印象を決める重要な部品です。文字盤が汚いと全体に汚い印象
  となります。だだケースと違うのはケースと風防に守られている部品ということ。
  1960年代以前の非防水時計ならともかく、それ以降の防水ケースで文字盤酷い腐食が
  あるということは水没や裏蓋リューズのパッキンからの水進入が考えられ
  中の機械の腐食も覚悟する必要があります。また通常使用で文字盤にキズが入る
  ことはありません。キズは時計をばらした人が付けるのです。
  文字盤もなかなかピンポイントで手に入る部品ではないので状態をよく見るべきです。
  写真で分かりづらいのは、風防についたキズ汚れなのか文字盤のキズ汚れかの判断。
  文字盤の写真が角度違いで2枚あればそのキズ汚れの位置で風防か文字盤か判断
  できます。同じ位置なら文字盤、ずれていれば風防のキズ汚れです。
  風防ならなんとかなりますが、文字盤のキズ汚れは素人にはどうにもなりません。
  業者にリダン(文字盤再生)してもらうこともできますが、よっぽどレアな文字盤
  もしくは高級な時計でないと割に合わない金額だったりします。
   文字盤がすでにリダン済みなこともあります。商品説明に記載している場合は良い
  のですが隠していたり出品者も分からず記載がない場合もあります。
  あからさまに下手なリダンは論外ですが、オークションの写真の解像度だと判断は
  難しいです。よくあるのが全体に文字がオリジナルより太いこと。文字間隔が違うこと。
  実際に見たことはありませんが職人のスペルミスもあるようです。
  いずれも事前にオリジナルの写真をたくさん見ることがここでも生きてきます。
  何となく違和感がある場合よくよく見るとリダンかもと気づくことがあります。
  (もちろん実物を見ないと確定はできません疑惑だけです)そもそもリダンを良しと
  するかは賛否両論で私は精巧なリダンなら気にしないです。むしろ汚いオリジナルより
  は良いと思います。ただし玉数が多い時計なら部品取りとしての購入以外はスルーします。
   アップライトインデックス・ロゴのくすみ汚れもチェックしましょう。多少なら
  掃除すればきれいになる場合もありますが、基本とれないと思ったほうがいいです。
  変形も少しなら修正できますが、足が外れたり大きく変形したものは素人では
  難しいです。

   機械(ムーブメント)も文字盤と同じくケースに守られていますが、状態を写真で
  判断しにくいです。機械の写真が無い場合も多いです。写真があっても解像度が低いため
  あまり細部まで見えません。全体を見て腐食・くすみの有無、欠品がないかを確認します。
  水没した個体は部品取りならともかくオーバーホールするとしても後々手間がかかることが
  多いようです。またケース文字盤と機械の組み合わせの確認も忘れずに。
  たまに見るのが文字盤記載の石数と違う石数の機械が入っていること。
  機械の写真が無い場合は他の写真・文章で判断することになります。
  前項の文字盤でも書きましたが、文字盤の状態が著しく悪いものは要注意です。
  文字盤が腐食しているなら機械も同じである可能性が高いです
  完品として購入するのか部品取りとして購入するのかで変わってきますが
  基本、時計を振ったりリューズを巻いて稼働していること、リューズ操作でカレンダー
  早送り・時刻の変更ができること、手巻きがついてるならゼンマイが巻けることの
  文章記載があるか見ます。写真・完全な文章すべてそろっていることはあまりありません。
  分からないことがあれば質問してみます。
   ここでもオリジナルの情報が生きてきます。オリジナルの機械の仕様を知っておくことです。
  機械の型式・石数・カレンダー早送りの有無・時刻カレンダー変更のやり方等。
  例えば60年代後半まで曜日の早送りがない時計は普通でした。それを壊れていると感違い
  している出品者・それを信じる入札者の物件だと安く落札できる可能性が高いです。
   手間を省くため、クレームを避けるためあえて情報を明確に記載しないことも多いです。
  例えば精度が悪いとかカレンダー早送りが壊れているというネガティブな情報はださず
  ジャンク扱いにして入札者のご想像にお任せにしてしまうパターンです。
  「素人なので時計のことはよく分かりません」とか、「頂き物なのでよく分かりません」とか
  の理由がある場合は真偽を吟味したほうがいいです。本当に素人で良く分かってない出品者
  なら安く良いものを落札できる可能性が高いです。でもそのそれらの文言は偽物を売る時の
  逃げ文句でもあるので要注意です。悪意がある場合なんらかの瑕疵がある時計を
  掴むことになります。出品者の評価・他の出品物を良くみてみましょう。この話は後で
  もう少し掘り下げて書きます。
   では無い情報でどう判断するか。質問しても回答がないならあきらめて次の出物を
  待つのも良いでしょう。玉数が多い時計ならいずれ同じものが出品されます。
  写真で外観の状態が良く購入後オーバーホールの予定があるなら入札するのもありだと思います。
  情報が完全な物件は入札数も多く価格も高騰します。逆なら安く落札できる可能性が高いのです。
  とりあえず稼働していれば精度はオーバーホールで調整できます。カレンダー破損等で部品が必要に
  なることもあるので安い部品取りを入手する方法もあります。
  
 今日はここまで。
 次回は続き その他(リューズ・ベルト・風防)です。 

 ネットオークションについて(購入編その5)

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シチズン カトラス ローマ数字ノンデイト

カトラス A1


ローマ数字の時計が欲しくて選びました。

当時は薄型にすることを各社競い合っていて、このカトラスも薄い
ものが多いのですが、このモデルはワンピースケースでプラ風防なので
特に薄い設計です。時計厚さはロードマチックと大差ないのですが、
ケース外径は当時としては少し大きめなので相対的に薄く見えます。
現在売られている自動巻時計の普及品でここまで薄いものはおそらくないはずです。
少し前にデカ厚が流行り薄い時計は主流でないこともあると思いますが、
技術・コスト的に難しいのかもしれません。今更プラ風防を採用することもないでしょう。
普及品で薄い時計はクォーツしか選択肢がないのは少し残念ですが、
今は無きいにしえの技術と思えば、益々愛着が湧くというものです。

カトラスはデザインがシンプルなものが多く、今でも通じそうなモダンで
洗練されたモデルがいくつもあります。
このノンデイトのモデルはカトラスの中では売れたようで、今でも比較的玉数
が多いです。絹目のローマ数字インデックスは落ち着いた感じでビジネススタイルにも
良く似合い、針も黒く艶消しに着色しているので視認性も良好です。この針は
シチズンの他モデルでも多用されているのですが、スリットの入ったこの針の
デザインが私は好きなのです。CUTLASSロゴのフォントや刀剣(カトラス)を
モチーフとした植字マークも気に入っているポイントです。
これはすべてのカトラスの文字盤共通です。

残念ながら私の文字盤はローマ数字が一部すれて消えています。
状態の良い文字盤を手に入れたいと狙っているのですがなかなか縁がありません。
写真のライスブレスは社外品です。バネ棒が入るブレスエンドが18~22mm汎用なので
径が太く、この細いラグのケースに合ってません。また安価な社外品なので
少々チープです。ブレスエンドがもう少し華奢な社外品でも良いのですが、
やはりシチズン純正ステンレスブレスが欲しいです。これもなかなか縁が
ありません。もちろん革ベルトも良く似合うのですが、夏は金属ブレスが快適です。

このカトラスは30石と標準より多いです。60年台後半は多石競争の末期で
価格差=石数だったので仕方ないのですが、バラさないと差は分かりません。
現在の平均価格もある程度石数に比例しますので相場も少し高めです。

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ネットオークションについて(購入編その3)

2.【出品情報を吟味する】
   ある程度欲しい時計の情報がそろったら、オークション内で時計名で
  検索して出品情報を見ていきます。
  出品の決まった書式はないので千差万別です。まずは写真を見ましょう。
  中古時計で写真がないのは論外です。ヤフオクでストア以外だと通常
  3枚まで写真添付できます。それ以上添付する方法もありますが手間が
  かかるのでほとんどの出品者はこの3枚で状態を見せています。
  最初はキレイで上手な写真に目が止まると思います。
  出品者も目が止まるような写真が撮れるよう試行錯誤しているのです。
  でも撮り方でキレイに見せる方法があるということも知っておいて
  損はありません。光の加減で表面のアラは目立たなくできますし、
  構図が良くバランスの良い写真は欠点が目立ちにくいです。
  だけど購入するのはその写真ではなく時計そのものなのです。
  汚く写ってもその時計の欠点が良く分かったほうが納得して入札できます。
  出品者によっては写真では分りにくい欠点を文章で補足しています。
  そういう出品は信頼でき時計も情報通りであることが多いです。
  
   オリジナルこだわらなくても事前に調べた情報と照合して
  どこまでオリジナルか見ます。人それぞれどこまでオリジナルにこだわるかは違う
  と思いますが、通常オリジナル度が高いほど価値が高いとされ落札価格も高くなります。
  それを判断するために照合するのです。あらかじめ落札価格を想定することは重要です。
   私の場合入札する金額や思い入れによっても違うのですが、
  消耗品であるリューズ・風防・ベルトなんかは社外品でも気にしないことが多い
  です。またそれらを別で落札して合わせてオリジナルに戻すこともします。
  
   次にケース(外装)を見ます。なぜケースかと言うと、一番ダメージを受け
  かつ交換されにくい部品でその時計の歴史(扱われ方)が分かるからです。
  ちなみに優先順位が高い順
  ケース≧ベゼル>文字盤>機械(ムーブメント)>リューズ>ベルト>風防
  ベゼルはケースと同体と考えます。なぜなら新品部品が出回っていた当時から
  ベゼル単体の販売はなかったようでケースに付属してました。
  なのでオークションでもベゼル単体で出品されることはほとんどなく
  (ダイバー回転ベゼル等除く)嵌め合いがシビアで径は合っても高さのわずかな
  違い等で意外に流用も効きにくい部品だったりします。
   ケースは全体の状態をみて大きなキズがないかを見ます。ステンレス(以下SS)
  ケースだと再研磨してキレイにすることが可能ですが、それはキズの大きさ
  によります。キズの位置にもよるのですがそのキズを消すためにはその深さ
  分削ることになります。なので大きなキズが一つの物よりスリキズが無数で全体が
  曇ったようになったものほうが再研磨を考えた場合良い結果となります。
  それから気を付けるのはすでに再研磨されているケースです。ピカピカ光るので
  一見キレイなのですが、エッジ(角の部分)がだれて(丸くなって)いるもの
  が意外と多いです。それと元々はヘアライン仕上げ(艶消し)だったところ
  がピカピカに磨いていることも多いです。
  事前に入手した新品当時またはデッドストックの写真と比べて見ると良く分かります。
  国産機械式時計全盛期のケースはエッジの立った平面または2次曲面で構成された
  シャープなデザインが多く、エッジがだれだれだと美しくありません。
  鏡面仕上げばかりだと単調になりますがヘアライン仕上げの面が全体を引き締めます。
  オリジナルのデザインは上手いこと考えられているのです。
  自分で研磨してみると分かるのですがエッジを立てたまま研磨していくのは
  手間もかかるし技術も必要です。ヘアライン仕上げが隣接するともう一手間かかります。
  レアな時計になると再研磨はしないことも多いようです。キズが多くても未研磨
  ということに価値が生まれます。キズや再研磨の許容については個人差があります。
  大事なのは写真をみて実物の状態が想像できるようになることです。
   ベゼルのキズ・割れも良く見ましょう。割れてしまうとベゼルの役目はなくなり構造
  にもよりますが風防が外れます。ヒビやキズにも注意です。ベゼル円周方向と直角に
  線が見えたらかなり怪しいです。ベゼルにヒビが入ったものは分解時に高確率で割れます。
  前述通りベゼル単体で手に入れるのは困難で、ケースと共に部品取りを探すことになります。
   裏蓋も重要です。写真がないことも多いですが、あれば必ず良く見ます。
  メーカーによっても異なるのですが、ここにケースナンバー、機械ナンバー、製造年月、
  その他ケースに関する事が記載されているのです。ここでもオリジナルとの照合を
  します。裏の顔なので意匠を凝らすことが多く見ていて楽しい部分でもあります。
  表の顔:文字盤と同じように、裏の顔:メダリオン・刻印の状態が落札価格にかなり影響します。
   たまにケース単体のデッドストックが出品されることがありますが、私の持って
  いるお気に入りの時計や欲しい時計のケースだと必ず検討し買える金額なら入札します。
  そのくらい私はケースを重要と考えます。
  
  
 長くなったので今日はここまで。
 次回は続き 文字盤です。

ネットオークションについて(購入編その4)

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ネットオークションについて(購入編その2)

オークション落札極意(大袈裟)

1.【欲しい時計のことを知る】
   実はこれが一番大事なことです。
  今はネットでかなり情報を集めることができるので、まずその時計名
  で検索してみることです。多分ものすごい量の情報が出て途方に
  暮れると思います。時計の型式、機械型式、製造年・・・今は意味が分から
  ないかもしれませんが、そのうち理解できるようになります。
  特に大事なのは見た目です。画像検索してたくさん写真を見ましょう。
  ケースの形・仕上げ、文字盤のデザイン、中の機械、ベルト等。
  オリジナルにこだわるなら特に当時の状態を知る必要があります。
  ケースと中の機械の組み合わせ、ケースと文字盤の組み合わせ、
  文字盤と針の組み合わせ、正しい純正ベルトの組み合わせ等
  当時のカタログが入手できれば一番いいのですが、その時計より
  現存数は少ないのでなかなか難しいです。
  メジャーな時計だとネット上にカタログがアップされていることがあります。
   時計名+デッドストックで検索してみるのもいいです。
  たいがい中古販売店かコレクターのサイトにつながります。
  中にはこれがデッドかよっ!って叫びたくなるようなものもありますが
  数を見ていくと判断できるようになります。
   国産腕時計シリーズ・通称トンボ本といわれるオールド国産時計
  のバイブルがあります。少し大きな図書館は所蔵していると思うので
  該当する時計がありそうなら借りて調べてみると良いと思います。
  ビギナーなら型式とかよく分からないことばかりかもしれませんが、
  国産時計についてここまで詳しく書かれた書籍は他にはないので、
  分からないなりに自分の興味のある時計の項から読んでみるといいと
  思います。私も好きな時計の項は今でも繰り返し読んでいます。
  
   そしてその時計の落札相場を調べます。ヤフオクだとその中で
  過去3か月分は調べることができますし、オークファン等の相場サイト
  ではさらに過去をさかのぼることができます。時計名で検索しますが、
  カタカナとアルファベットで検索結果が変わります。有名な通称があれば
  (例えばツノクロノ等)それでも検索してみます。検索キーワード
  は今でも悩みます。限られた時間で膨大なデータから欲しいものだけ抽出
  するスキルは一朝一夕には身に付きません。検索については後でまた
  詳しく書きたいと思います。
  時計の状態や付属物、写真の上手下手、タイミングによっても
  落札価格は変わるので単純に比較はできないですし最初はよく
  分からないと思います。できるだけ多くの落札データを見て下さい。
  だんだんとオークション相場が見えてくると思います。
  これが人気モデルにありがちな価格高騰オークションに入札する
  ときのブレーキになります。めったに出ないレアモデルなら相場は
  あまり関係なくチャンスがあれば勝負というのも分かるのですが。
  時計は工業製品なので、当時の人気モデルであれば現存する玉数も
  多いので必ずまた出品されます。そういう意味でも最初は玉数豊富な
  モデルを狙うことをおすすめします。


 次回は極意の続き 2.【出品情報を吟味する】 です。

ネットオークションについて(購入編その3)

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ネットオークションについて(購入編その1)

私は地方に住んでいるので近くに中古時計屋はなく、
なじみの質屋もありません。
蚤の市やフリマにも狙って行くことがないので、
時計の入手はほとんどネットオークションです。

たぶんこれがなかったら中古時計にハマることもなかったと思います。
この気軽でハマると危険なネットオークション
みなさんは参加したことありますか?

まず私にとってのメリットとデメリット

メリット
・商品ごとの〆切りはあるけどいつでも開催されている。
・全国規模で数が多い。
・簡単に入札でき、ほとんどトラブルなく手元に送ってくれる。
・お店より安く買うことができる。

デメリット
・ごくたまにトラブルが起き面倒なことになる。
・簡単入札だけに良く考えず無駄な物まで買ってしまう。
・写真と文字でしか判断できないため期待以下の物だったりする。
・掘り出し物にあたると、まだあるのではと常に検索・監視を
 するようになり日常(睡眠時間)に支障をきたす。

こんなところです。
上記は買うことだけですが、売ることもするようになると
不要品で軍資金をつくることもできます。売却編はまた今度。

数多くのサイトで語られていることですが、商品をオールド国産時計に限定して
良い商品の見分け方、変な商品をつかまない方法を今までの経験から
いくつか書いてみようと思います。

金額のつけ方うんぬんはありますが、ほとんどの出品者は良い人
(ビジネスな対応ができる人)です。また私のスタンスとして転売も
気にしません。私自身もオークションで買ったけどあまり使わなくて
出品したら思わぬ金額で売れたこともあります。
ずっと参加していると転売メインの人は分かるようになりますし、
基本オークションは納得した金額で入札するので酷い商品には入札
しなければ良いと思ってます。
ただし偽物はダメです。オールド国産時計として偽物の出品があります。
少しでも本物を見たり触ったりすれば噴飯物の出来なのですが、
いつも目立つ場所に出品してますし初めての人は入札して
しまうこともあるかもしれません。
時計の中でもマイナーなジャンルなので管理者からの処分もないようですが
いつか天罰が下るでしょう。

次回はオークション落札極意(大袈裟)を詳しく書いていきます。

ネットオークションについて(購入編その2)

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リコー ダイナミックワイド 25石 (2)

ダイナミックワイド B1

以前紹介したダイナミックワイドの文字盤違いです。
これも気に入ってよくつけてます。

前にも書いたのですがカレンダーの早送りが日付しかなく
曜日は針送りで変えます。忙しい朝に針を何周もする余裕
もないので、文字盤の曜日を見てその表示してある曜日
を狙ってつけています。なので出番は多くても週一
になってしまいます。毎日つければ問題ないのですが、
いくつも時計があるので仕方ありません。

写真が下手で分かりにくいのですが文字盤が薄いベージュ
というかシャンパンゴールドなので、シルバーより硬さが
なくて良いのです。以前紹介した文字盤もそうです。
この文字盤は秒ドットインデックス+ドーフィン針で、
オールドインターぽいところは否めませんが、ベースが絹目で
上品だし5角のインデックスのカットが凝っていてキレイです。
ダイナミックワイド 25石シリーズは保守的なデザインの
文字盤ばかりなのですが、部品の大きさと配置のバランス
が良く気に入ったものが多いです。

極厚のドーム風防が古めかしさを感じさせます。私はこの
プラ風防がテラテラと光る様が好きなのです。ガラス風防に
はない柔らかくほんわかとした雰囲気がたまりません。
キズがついても磨けば消えるのも良いところです。
サイクロップレンズはあまり好みじゃないのですが、この
シリーズはデイデイト風の曜日窓をはじめロレックスの影響を
多分に受けているため日付にはレンズがついています。
レンズ込みでデザインされてるため、レンズを取るとバランス
が良くないのです。小ネタですが純正風防には中央に小さく
Rの文字が内側面に浮彫りされています。純正にこだわる
わけではないのですが、社外品はサイクロップレンズの位置
がズレているものもあり、形も微妙に違います。

ダイナミックワイド B2


実はこのケース、正しい組み合わせではありません。
ケースナンバー30801が正しいケースで、以前紹介した
ダイナミックワイドと同じケースです。
すこしラグが太い30803の新品ケースが手に入ったので
それに機械を入れて使用してます。
正直細いほうが似合うと思ってましたが、意外にこの
ケースでもカッコイイのです。

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セイコー キングセイコー 5626-7040

56キングセイコー A1


今回は56キングセイコーです。
同じ機械の時計ばかり続きますが、好きなデザインの時計
が多いので仕方ありません。

先日紹介したのロードマチックより当時価格も高く高級品
でしたのでデザインも重厚で凝ったつくりになっています。
特にラグのデザインが気に入ってます。直線と2次曲面で
構成されたシャープなラインが美しく、ヘアラインの面
が先端でぐるりと下に巻き込んでいるのが特徴的です。
この時計はクロノメーター検定協会の審査に合格したもの
で文字盤に記載があります。高精度に調整されたモデルらしく
通常ならインデックス間を5等分され目盛が印刷されるのですが、
さらに5等分され小さな目盛が印刷されてます。当然そこまで
目盛があってもあまり意味はないのですが、高精度な時計という
演出だと思います。少し堅苦しい感じもしますが、ビジネス時計
なのでそれも良いです。針はテーパーのついたバーハンドで
黒く着色されているため非常に見やすいです。

56キングセイコー A2


少し脱線しますが60年代後半から70年代始めにインデックスが
立体的なモデルが流行りました。それらのモデルはインデックスに
干渉しないよう針が短いデザインがほとんどです。好みの話なんですが、
私は分針が目盛に届く位長く見やすいものが好きです。
たしかにインデックスが立体的な時計は面白いデザインが多い
のですが、実際に使ってみると、どうにもアバウトな感じがして
ダメなんです。

気づいた方もいらっしゃると思いますが、このベルトはキングセイコー
ではなくロードマチックの純正ベルトです。このデザインが好きで
ベルト単体でストックしていました。このキングセイコーの文字盤
を見たときこれは似合うかもと合わせたところ、少し弓管のRが違い
ましたが端部を巻き込んであるのであまり違和感がありません。
ロードマチック用なので少しチープなのですが純正であるかのように
デザインはマッチしていると思います。ネット検索してみると
ロードマチックのベルト流用はたまに見ますので、私が知らなかった
だけでメジャーな方法かもしれません。
キングセイコー純正ベルトはもちろん欲しいのですが高価なので
そのお金があったら別のものを買ってしまいます。
何回もしつこく書いてますが、ロードマチックのベルトは装着感が
非常に良いです。このベルトで驚いたのは中の11連部は無垢のプレート
を組み合わせているように見えますが、実は一体のプレス部品なのです。
実に上手いなあと裏を見るたびに感心します。

56キングセイコー A3


このモデルにはノンデイトが存在しないようです。
漢字カレンダーも好きなのですが、やはり複数の時計を順番で使ってると
ノンデイトが便利です。文字盤は白以外に黒・紺・緑があるのですが、
緑が非常に気になってます。ただし玉数も少なく出てきても高価です。

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セイコー ロードマチック 5606-7000

今回のロードマチックはデイデイト付きのモデルです。
ロードマチックは種類がものすごく多く、全モデルを把握してる
人はいるのでしょうか。おそらく存在しないと思いますが、
全てのモデルをまとめたものがあるならば非常に欲しいです。

 ↓ 時計ブログによくある構図(やってみたかった)
ロードマチック B1


3時位置にデイデイトがあると完全に昭和ビジネス時計ですね。
もちろん曜日は漢字にしなければなりません。
ケース・ベルトデザインにも昭和の香りがします。私の父親世代
がつけていた時計で、私には何となく懐かしくもあり新鮮な感じもします。
このモデルは特にケースデザインが良いです。刃物のようなシノギ(稜線)
が四方に伸びる形状。カッチリとした感じでサラリーマンの服装によく
似合います。いわゆるセイコースタイルいわれるデザインの流れに
沿うもので、横から見ると側胴が逆斜面になっていて薄くスッキリ見せる
デザインだったりします。
私のは少し丸くなってきてますがエッジの鋭さも今の安価な時計には
ない魅力です。

ロードマチック B2

Cal.5606の機械は薄いので外寸も自動巻ですが比較的薄い時計です。
シャツに引っかかることもありません。
今日では当たり前ですが、リューズ1段引きで日付・曜日の変更、
2段引きで時刻合わせという操作はこの機械が初めてです。
曜日の日本語・英語の切り替えができるのもポイントです。
しかし56のカレンダーは壊れやすいというのが定説です。
カレンダー機構を保護するため、時刻変更禁止時間帯にカレンダー
操作したときに日修正歯車をスリップさせるのですが、ここが
ゆるくなるとカレンダーが変更できなくなります。
壊れたものを購入することは多々ありますが、今のところ
壊したことはありません。禁止時間帯でのカレンダー操作
しないことはもちろん、カレンダー操作も丁寧に回すように
心がけています。

ノンデイトを紹介したときにも書いたのですが、
ロードマチックの純正ステンレスベルトは付け心地が
非常に良いものが多く、この純正ベルトも秀逸です。
センターの3連部が溝付きと溝無しと2種類あります。いづれも見た目に
高級感はないのですが分割数が多く、腕の周囲方向はもちろん
腕と平行方向にも少し曲がるので腕にフィットするのです。
腕は完全な円柱ではありませんから。

ノンデイトモデル同様、このロードマチックもワンピースケースなので、
夏の汗にじむ季節も安心して使うことができます。
ロードマチックはオールド国産腕時計の入門に最適だと思います。
玉数が多いので修理に困ることがありませんし、種類も迷うほど
多いので好みにあったものが見つかると思います。操作も今の時計
と同じですし完調なら精度も高いです。ただし気軽な価格で手に入るので
次々増殖するおそれがあります。

ノンデイトの方が人気が高く高値取引されています。デイデイトモデルは
当時非常に売れたので玉数も非常に多く、カレンダーが弱点と知れ渡った
こともあってか価格が高騰することはあまりありません。

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プロフィール

アカツメ

Author:アカツメ
少ないおこづかいで古い国産時計の収集をしています。時計の紹介・修理・改造・関連話・お得な情報などの記事をボチボチと書いています。

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22mmウレタンベルト
消耗品です(ボーイ用)
切れる前にどうぞ

22mm セイコー SEIKO    ウレタン バンド DAL0BP


20mmウレタンベルト
消耗品です
(モンスター同等品)
切れる前にどうぞ

20mm セイコー SEIKO    ウレタン バンド DB73BP


20mm無垢ステンレスベルト
アルピニストSARB017
に無加工で取り付け可能
セイコー純正品です

20mm セイコー 時計バンド  アルピニスト 専用バンド ステンレススティール SARB013 SARB015 SARB017の専用ブレス


一番おすすめDバックル
この価格でこの品質
今のところ私はこれ一択
(サイズ要確認)

松重商店 DX01S 16mm 高品質観音開きワンタッチ式Dバックル 銀色


おすすめ革ベルト
非常に安価ですが丁寧な
つくりで満足度高いです
(色・サイズ要確認)

【牛革 - 厚手・ラグステッチ】YC315 a1816 色:黒/ベルト幅:18mm/尾錠巾:16mm/厚さ:約 5-3mm


おすすめ革ベルト
モレラートの製品は
色がキレイですよ
(色・サイズ要確認)

[モレラート]MORELLATO 時計バンド LIVERPOOL リバプール 18mm ブラウン 牛革型押し U0751 376 037 018


ベルト交換用の工具です
ステンレスブレスの交換
に最適。革ベルトも可
1本あると便利ですよ

CHRONOWORLD オリジナル バネ棒はずし [クロノワールド chronoworld][腕時計]


おすすめNATOベルト
色の種類が多いので迷います
格安なので複数本買えばOK
(サイズ要確認)

[2PiS] ( マリーン ダブルネイビー・センターホワイト : 20mm ) NATO 腕時計ベルト ナイロン 替えバンド ストラップ 交換マニュアル付 11-1-20


上のベルトより分厚く丈夫
ダイバーなど大きな時計に
ピッタリですね カッコいい
(サイズ要確認)

ZULUDIVER バリスティックナイロン ZULU タイプ ミリタリー ウォッチ ストラップ ブラッシュ仕上げステンレスバックル 時計ベルト グリーン 22mm


涼しげで夏にオススメ
これもダイバーなど大きな
時計にピッタリですね
(サイズ要確認)

Geckota ダイバーズウォッチ オリジナル シャークメッシュ Hリンク Dバックル ヘビーデューティー “チェーンメール ブレスレット メタルブレス 時計交換ベルト ステンレス製 サテン仕上げ 22mm


裏蓋あけるときに必要です
爪の精度が高く確実に
固定できます 
私も使ってます

MKS 側開器


裏蓋あけるときに必要です
フレキシブルでどんな
ケースも固定できます 
少し高価ですけど使えば
良さはわかると思います

SEIKO 万能ケースホルダー S-212 C02022

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