
こんにちは。
毎日暑いですね。うちの古いアパートだとエアコンの出力を最大にしても
部屋の温度が下がりません。扇風機も併用してどうにか寝られるくらいです。
昔は気温36℃なんてなかったよなあ・・・
さて今日はこの時計の紹介です。
ずっと前から購入していたのですが、記事にすることを忘れていました。
最近は、オークションでも密かな人気があり、アルバとは思えない価格になります。
そもそもアルバにしては高価な価格設定で、ナンチャッテではない本物のダイバーズ
ウォッチなのですから。オークション落札価格も不思議ではありません。
ダイバーズウォッチのJIS規格は1993年に現在の規格になったので、この1993年に製造された
アクアギア Y621-6000 は、規格通りではありません。本来であれば文字盤には
(Air) Diver's 200m と表記すべきなのですが、WATER 200m RESISTANT と表記されて
います。ただし裏蓋には AIR DIVER'S 200m の刻印があります。

この時計で1番特徴的なのは、このサンレイ仕上げのブルー文字盤ですね。
キラキラと光りが反射してすごくキレイなんですよ。同年代の他ダイバーズは
はマット仕上げなのです。マット仕上げのほうが実用的ですけど、美しいサンレイ仕上げに
魅了されて欲しがる人が増えているのだと思います。
ちなみにサンレイって、sunray=太陽光線 だそうです。確かに放射状に伸びる光が
太陽のように見えます。
カレンダーディスクは日付のみですが、金属製で高級感があります。
最近のセイコーはもれなくプラスチック製なので、金属カレンダーは良いですね。
全体になじむというか、異質感がないのです。
ムーブメントは Y621 です。バラしたことがないので、正確な違いは分かりませんが、7002と
同じに見えます。まだよく分かってませんが、アルバやパルサーなどの別ブランドでは、
ムーブメント記号が違うことが多いです。同じムーブメントに見えるのですけど。
詳しい人教えて下さい。
おそらく長短針は、ボーイズのボーイ SKX013 と同じモノだと思います。しかしインデックスが
四角いので、全く印象が変わります。このインデックスもなかなかカッコいいですね。
7002ダイバーの文字盤デザインも同じですから、兄弟機になるのでしょう。

インデックスに銀色の縁取りがあることが、7002ダイバーやボーイと違うところです。
細かいけど、こういうディテールが全体の質感を高くしているのです。

ベルトは3連のいわゆるプレジデントブレスです。センターに装飾のポリッシュラインが入ります。
アルバなので、巻きブレスなのですが、意外に質感は悪くありません。装着時にシャラシャラと
音がしますけど、横から見ないと巻きであることを意識することはありません。
4時位置のリューズはネジ込み式です。大きめなので操作や締め込みがしやすいです。

多くのアルバにはクラスプにALBAの刻印が入っているのですけど、このモデルには入ってません。
高級感はありませんけど、昨今の社外品のようなガタガタとしたモノではなく、精度良く
ある程度の剛性は確保されているので、気持ちよく使えるクラスプです。

大きさは、ボーイズサイズのボーイ SKX013 とほぼ同じ大きさですが、ケースデザインが
異なります。ボーイのようにサイド下部をシェイプして薄くしてないので、かなり分厚く見えます。
実際の厚さは、ほぼ同じです。これは好みもあるし、このぽてっとしたフォルムは可愛らしい。

どうでしたか。
アルバにも気合が入っていた時期があったのですよ。今見ても魅力的なモデルがたくさんあります。
このアクアギアが今でも人気な理由が分かっていただけたと思います。
カラーバリエーションは、この青と黒の2色です。実は黒も所有しています。
黒はマット仕上げ文字盤なのですが、どちらかと言えば私は黒が好みなのです。
だからこの青サンレイ文字盤の稼働率は低く、資金的に苦しいので・・・手放そうかと。
そのうちヤフオクに出品しようと思ってます。
ここまで書いて宣伝かよ!!
スイマセン。あくまでアクアギアの魅力について書いたつもりです。
出品したら、生暖かく見守っていただけると幸いです(笑)