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物欲と買い物

こんにちは。
やはり今日はしんどいです(笑)
せっかくの旅行と思い、2日間も張り切ってしまいました。
まあ家族みんな楽しめたようなので良しとします。
お父さんの体なんて酷使してナンボですわ。



さて今日もネタの仕込みが間に合っておりません。
いつものことですね(笑)・・・ということで、取り留めのない話を。


先日、図書館でこの本を借りました。

悩ましき買物 (知恵の森文庫)
赤瀬川 原平
光文社
売り上げランキング: 721,480


Amazonのレビューでも書かれていますが、日本ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』
に連載されたもの。買い物のたびにクレジットカードを出すので、ああ大人の事情なのね。
と思ってしまいます。あまりオススメするわけではないけど、Amazonだと3円+送料だし
図書館にあるなら、読んで見るのも良いと思います。赤瀬川氏の文章はさらりと読めるし
買い物のチョイスは面白いですよ。

赤瀬川氏とは稼ぎが何桁も違うので、買う物の価格や買い方は違うのですが、
趣味のモノを買うプロセスは似てるなあと思うのです。

大概のマニア(特に男性)の場合、欲しいモデルを発見したとき、資料を取り寄せたり
ネットでデータを集めたり、お店に行って実物を手にしたりするわけです。
骨董品や中古品などは、瞬時に判断しなくてはならない場合があるのですが、
普通は買うまでに色々なプロセスや思考があるのです。

趣味のモノって、生きていくために絶対に必要なモノではない。
でもそれらを買うときって、『自分にはこういう理由で必要なんだ』と必要性を考えます。

この色の時計は持ってないから。クォーツで正確な時計もあったほうが良いよね。
丸型以外のケースは持ってないから。たまには金色の時計も良いよね・・・
いくらでも思いつきます(笑)

そんなこんなで私は時計が増殖し続けるのです。

赤瀬川氏の買い物は、私のような貧乏サラリーマンと違い単価も高いのですが、
お金の力で買い漁るというものではありません。(そんな買い物話なんて面白くもない)

モノについての知識がある。モノの価格の尺度が決まっている。自分の好みを理解している。
これらがしっかりしていないと趣味の買い物なんてできません。
特に出先で、判断する時間が短いときなんて非常に重要になります。

もちろん当たりや外れもがあり、満足や後悔もあるのですが、
それも経験だし面白さなんですよね。


一時期(今もかな?)断捨離ブームでしたが、私は全く興味がありません。
整理整頓の本は買いましたけどね。

手段が目的になってしまい、なんでもかんでも捨て去ってしまう考えに共感できないからです。
確かにモノがない空間は美しい。建築雑誌で美しいなあと思うのはモノがなく生活臭がしないから。

生活スペースには限界があり全てのモノを保存することはできません。妥協や優先順位も大事です。
だからこそ新しく買うモノは、色々とデータを集めて自分に必要なモノかどうか考えるのです。


しかし時計趣味って際限がないですね。
以前オートバイが趣味だったのですが、オートバイは大きいですし税金等の諸経費も
かかるので、せいぜい数台しか所有できません。

時計は場所も諸経費も必要ありませんが、ここまで増殖するとは思いませんでした。
時計の事を知れば知るほど、次から次に欲しい時計がでてきます。
自分がこだわらないモノ・生活必需品などはこんなことになりません。

税金が自動搾取されるサラリーマンは必要最低限で生活しなければ、お金は残りません。
でもなあ。やっぱり物欲も大事だと思うんです。

なんのために働くのでしょうか。
家族のため?自己表現ため?・・・崇高な目的だと思います。
目先の目標は分かりやすいですよ。今月はこの時計のために働く。
これもアリだと思うのです。凡人の思考なんてこんなもんですよ。




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時計思考 | Comments(8) | Trackbacks(-)

コメント

No title
編集
こんばんは
時計をはじめとして、煩悩ばかりです。

赤瀬川さんの本は、カメラからはじまり色々な方面に関しての含蓄もあり昔結構読んでましたし、赤瀬川さんも偉大なる物欲大王で如何にしてその欲求を理由付けるのかが面白いですよね。
2016年07月19日(Tue) 22:59
Re: No title
編集
ウニバック さん

おはようございます。
コメントありがとうございます。

私も煩悩だらけです(笑)
煩悩を封じ込めるのではなくて、上手に付き合う方法を考えています。

もともと断捨離とは執着心からの開放されることです。ブームの断捨離はモノを
捨てることに重点を置いています。いくらポイポイと捨てたって部屋はスッキリするけど
根本的な解決にはならない気がします。『なぜコレを買うのか』と必要性を問うことは、
マニアの言い訳っぽく一見バカバカしいことのように思えます。でも本当は大事なこと。

赤瀬川氏の理由付けには説得力があり。モノに対する愛着が感じられます。
そのモノがあることで心が満たされるなら、それでいいんですよね。
2016年07月20日(Wed) 10:27
編集
夜遅くに恐縮です。

当記事を拝見していて思い出したエピソードを書いてみます。

平成元年の事ですが、長女の誕生を記念して(時計趣味とは関係ないですが、都合の良い理由づけです笑)当時、憧れていたクロノグラフの入手を決意しました。

しかしながら、家族が一人増え預金ゼロの私には当然、先立つものがありません笑

そこで学生時代より田舎の時計店廻りで入手したわが精鋭部隊?から70本程の下取り部隊を編成し、神宮前のアンティーク時計店へ不安を胸に自宅を出ました。

向かった先は、国産時計博物館で今に名を残す長谷川雅昭氏の営む文明洞でした。

それまでにも20回前後は訪問し、買えずに見るだけだった私に、展示販売している高額な商品でもわざわざ手に取らせていただき、その商品についてを詳細に説明して下さいました。

当日持参した下取り品だと、当該のクロノグラフには少し下取り金額が足りなかったのですが、これを機会にお客様としてお付き合いしていただけるのならと、バーターにて念願の時計を手に入れることができました。

その日の余談として、当時同店の常連客であった松山猛氏が下取り査定中に入店し、
査定中で広げまわした私の時計を一緒になって覗きこんでいました笑

氏の興味は時計よりもむしろ地方の時計店の死蔵品事情についてでしたね。聞けば氏も収集初期には都内、関東近県の時計店詣でを私のように随分行ったようです。

このように50代半ばの現在でも物欲に支配されるオッサンの心に残る旧き良き時代のエピソードを書き綴ってみました。

それにしても…やっと入手をしたクロノグラフ、後日手放したのは今でも後悔しています 苦笑
2016年07月25日(Mon) 01:23
Re: タイトルなし
編集
全数字大好き さん

こんばんは。
コメントありがとうございます。

古い雑誌を古本屋やAmazonで購入して読むのですが、文明洞は当時色んな雑誌に
出てましたね。私にとっては時計歴史上の人物であり、あまりピンときません。
全数字大好きさんのお話は有名な方々がたくさん出てきて、本当に羨ましいです。
いつも楽しいお話ありがとうございます。

お子様のご誕生、立派な理由ですよ(笑)

70本と交換とはよほど気に入った時計だったんですね。私はいまのところ手持ちを
全て投げ打ってでも欲しい時計はありません。でも手放されたとは・・・買い物売り物には
色んな都合やタイミングがありますものね。

私も欲しい時計のために手持ち時計を数本売ることはあります。今はヤフオクがあって
簡単に高くモノが売れるので便利ですよね。昔は雑誌の巻末にあった個人売買欄でやりとり
でしたものね。クアントとかの個人売買雑誌もありました。

私も物欲まみれです。
おそらくこれからも破産しないように付き合っていくしかありません。
でも物欲も原動力になりますし、お金がないだけに色々試行錯誤しますから脳が活性化
している気がします。
2016年07月25日(Mon) 21:47
編集
おはようございます。

先のコメントでお話ししたクロノグラフは
セイコーカウンタークロノグラフでした。

今も高いんですが、当時でも45VFAあたりと双璧の価格で、現金ではとてもとても入手不可能であり、下取り部隊編成しないと無理だったんですよ。当時はパティック96の美品より高かったくらいですから…物欲も高じると恐ろしいです。

その後は色々な変遷を辿り、今は例の全数字クラウンとか蛇の目のチャンピオン等々自分好みの目にとまった品をポツンポツン買うぐらいですね。

どちらかと言えば普及機のクラスに好みの品が多いようです。

海外の時計ではスイスの時計学校の卒業制作品がムーブメントの仕上げに見るべきものがあり、手放せないですね。

それと1920年代の一時期ごく少数製作された、ブルーサファイア仕様の腕時計は見つけたら買っていますが、数が少なすぎて36年かけてナルダン、ミドー、ロンジン、インター4本のみです。ルビー仕様の同モデルに較べても、明らかなハイグレード仕様の仕上げがなされています。

やっぱり物欲は枯れていないようです笑
2016年07月26日(Tue) 06:04
Re: タイトルなし
編集
全数字大好き さん

こんにちは。

なるほど。非売品ですものね。
私は本やネット上の写真でしかみたことがありません。
ヤフオクの出品も見たことありませんね。

オールドセイコーマニア垂涎の品には間違いありません。
とても私には買えない代物なんで、博物館や資料館で見る程度で良いと
思ってしまいます。やっぱり私にはコレクターとしての資質に欠けるのです。

全数字クラウンはなんとか頑張って手に入れたいと思ってます。あのフォントが
好きなんです。私にはこのクラウンくらいが限界ですね。これ以上だと
もったいなくて普段使いできません。

舶来品はまだよく分かりません。
本を読んだり写真を見たりはするので綺麗な機械だなあとは思うのです。
残念ながら私に買える価格ではないものばかりなので縁がありません。
やはり時計は実際に手にしないとわからないですよね。羨ましいけどこればかり
は仕方ありません。

全数字大好きさんのコレクションは興味深いです。
もし機会があれば、写真を見せていただけると嬉しいです。
私のブログコメント欄に写真が貼り付けられるといいんですけど、
残念ながら外からは無理なんです。

レンタル掲示板の導入も考えてます。今まではデメリットを考えると
面倒だったんです。まあ荒らされたり放置されたりするようなら閉じれば
いいんだし試験的に設置してみようかなあと思ってます。
2016年07月26日(Tue) 12:00
全数字大好き
編集
こんばんは

画像あげて機械の美しさを見ていただける良いんですけどね。

ちなみに青石の時計は見つかれば意外と安いですよ。ちなみに私の場合、一番安かったミドーで1000円、ロンジンとナルダンが各、18000円と20000円、インターで
38000円でした。種を明かすと当時の輸入品関税対策の為か国内輸入元により、精巧舎扱いのロンジン、ナルダンはセイコーケース、インター、ミドーも国内で用意された可能性の高い他社製の不明ケースに入っていました。アンティーク時計市場でのオリジナル性は???ですが 笑

ただ、機械式腕時計の歴史の中で埋もれた珠玉のムーブメントがここには隠されています。保油装置、スワンネック式微動緩急針調節装置、石留めシャトンに包まれた大ぶりな青石、整備性に優れ、平面はジュネーブ模様、エッジは丁寧に面取りされた受け、チラネジ付の大型バイメタル切りテンプの底にはブレゲ巻き上げヒゲを挟んでテンプ下はオイル飛散防止の非常に目の細かいぺラルージュ模様仕上げ、普段は目に触れることの無い日の裏などは総ぺラルージュ仕上げでこれらの多くはルビー仕様の同型機械には採用されておらず、青石の腕時計の謎は深まるばかりなのです。

懐中時計ではキーストンハワードのブルーサファイアはさておき、ロンジン、ナルダンは比較的目にはしますが、日本国内の相場に較べて欧米のオークションでは既に多くのコレクターによりプレミアムな相場を形成されています。

時計専門誌やサイトでも懐中時計のブルーサファイア仕様はたまに取り上げられることもあるのですが、腕時計のブルーサファイア仕様について言及された記事は今だ目にした事が無いのは不思議でなりません。

国産腕時計を語るサイトの※欄には、意趣違いなのですが私の経験上、青石の腕時計は国内市場での需要、海外市場での高騰も相まって好事家の目に触れる機会も少なく、残念ですが、国内の古物オークションではたまにひっそりと戦前からの永い刻を経たうぶい品が出品され、時計専門外の古美術店などで安価で入手したのが私の時計です。

目に触れた際は、是非手に取って見てください。忘れ去られた青石腕時計が一本でも多く良好な状態で次の世代に残されるのを願ってやみません。

2016年08月01日(Mon) 02:23
Re: 全数字大好き
編集
全数字大好き さん

こんにちは。
コメントありがとうございます。

なるほど。青石腕時計、少しだけ分かりました。
私も懐中時計では見たことありますけど、腕時計では見たことありませんでした。

いまのところ国産で1960年以降という括りで収集しています。
これは時計収集をはじめて3年半ほどの素人なので、あまり手を広げすぎると
知識もお金も追いつかないためです。それと収集品はすべて使うので、耐震装置が
ついた1960年以降の時計が実用的なのです。

とは言え、眺める楽しみも分かりますので、少しづつ収集範囲を広げていこうと
思ってます。

サファイアもルビーも同じもので、不純物が違うだけの色違いと認識しています。
性能もほぼ同じで、赤いものが軸受けに、透明なものが風防に使われています。
現在の人造では単価も違わないと思うのですが、当時はサファイアのほうが高価だった
んですかね?サファイアが軸受けとして定着しなかった理由もよく分かりません。

試験的に掲示板はじめました。
写真も投稿できますので、良かったらコレクションの写真を見せていただけたら嬉しいです。
私は経験も知識も浅いので、全数字大好きさんのお話は全て理解できてません。
写真なら一目瞭然ですし、新しい発見もあると思います。
国産時計ブログですが、それ以外の話題でも構いません。
コメント欄よりフランクに情報交換できればと考えてます。
(ブログ右上の全数字ロードマチックが入り口です)
2016年08月01日(Mon) 15:12












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Author:アカツメ
少ないおこづかいで古い国産時計の収集をしています。時計の紹介・修理・改造・関連話・お得な情報などの記事をボチボチと書いています。

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